2001.11.24掲載分
“苦しさ”は“楽しさ”へのネタふり

 ♪都会では、自殺する若者が増えている。今朝来た、新聞の片隅に書いていた…♪昔流行った井上陽水の「傘がない」という唄の詞だ。この不況で、日本の自殺者は年間3万人。しかも、オジサンの年齢層が急増しているそうだ。大企業の重役、はたまた、町工場の社長、一生懸命会社に尽くしてきたのにリストラされてしまったお父さん。様々のようである。考えてみれば団塊の世代の方々は不幸かもしれない。30年ほど前、冒頭の唄で、この当時の若者はやはり今のオジサン方、団塊の世代の方々である。軍隊教育んp名残で先生に殴られ、大人になってからは家庭内暴力で子供に殴られ、戦後の不況と今回の不況、どうしてもめぐりが悪いように思えてならない。

 急増しているオジサン方の自殺、何とか減ってもらいたいものだ。大体、自殺なんてものは、人間1回や2回誰もが考えた事があるはず。僕だって例外ではない。株取引の失敗で1億7千万円の借金を作った時、一瞬考えたこともあった。自殺する人間は死にたくて死ぬんじゃなくて、楽になろうとして死ぬのだ。生きていることが苦しい。辛い、死んだら楽になれる。だから死のう…。そう考える。僕の場合、借金返すの辛いなあ〜、自殺しよかなあ〜、でもそんなんやったら破産して北海道でひっそりと暮らそうかなあ、あかん子だけに阿寒湖や…、と本当になぜかそう思ったのである。思いは繰り返す。自宅マンションの8Fベランダの手すりを見ながら、この手すりの向こう側に行けば、きっと楽になるんやろなあ。走ってきて、この手すり飛び越えたろかなあ。と、ふっと下を見ると「高っか〜!!怖っわ〜!!エゲツナ〜!!」である。まあ。よくよく考えてみると、死んだつもりになれば、何だってできるのである。どんな辛いこと、苦しいことがあろうとも、死ぬよりはよっぽど楽なのである。死んだら元も子もな〜い。

 それに、楽しいことばかりでは、楽しい事が当たり前になってしまって、何が楽しいことなのかわからなくなってしまう。つまり、辛いこと、苦しいことがあるからこそ、楽しい事が2倍にも3倍にも感じられるのだ。苦しい受験勉強があるからこそ、合格がより嬉しいわけだし、茶漬けばっかり食ってるところにステーキが“メチャうま”だったりするわけである。だから、楽しさへのネタふりなのである。そう思えば人生は薔薇色だ、バンザーイ!!
 借金なんて返してやるぞ、今に見ておれ〜!!遠山の金さんが悪者にやられてやられて、水戸黄門が悪者にやられてやられて、古くは力道山がデストロイヤーにやられてやられて…。そして最後に桜吹雪、印籠、空手チョップでガツン!!だからこそ溜飲が下がるのである。もう一度、声を大にして言おう。「苦しさは、楽しさへのネタふりだ!」


2001.11.17掲載分
不況吹き飛ばす21世紀のヒーロー来たれ

 失業率が過去最悪だそうだ。国内の平均が5.3%。何と近畿は全国でもワースト1で6.6%らしい。しかし、感覚的にはそんなもんじゃない。ひょっとしたら10%届いてるんじゃないかな?そんな気がしてならない。とにかく、近畿が今、一番景気が悪いことだけは確かなようだ。中小企業が多い近畿だが、これが悲しい現実なのである。不況、不況とお嘆きの方も多数おられるかとは思うが、この失業率、株価、土地価格の暴落。一部上場企業が倒産し、銀行が破綻する……これはもう「不況」ではなく「恐慌」といえよう。

 一方、アメリカは何事においても対処が早い。IT関連の不調によるナスダックの下落、並びに今回の米中枢同時テロの影響でのニューヨーク・ダウの下落。アメリカは、「やばい」と思うとスグに金利を下げた。これは見事だと思う。

 人間の体に例えると、アメリカは体調が良くないなと思うとスグ、薬を飲み、点滴を打つ。だから大事には至らない。日本は違う。昔ながらの根性論だ。体調が良くないのは“気合い”が入ってないからだ。心に“甘え”があるからだ、といって辛抱する。そして、ブッ倒れる。そこで初めて薬を飲む、点滴を打つ、遅い、死ぬ。最悪だ!!

 1990年に3万8900円台であった日経平均株価が今日、1万円前後になるまでの一本下げの間、日本政府は何度か公定歩合を下げたのだが、そのタイミングの悪さったら目も当てられない。株の暴落、暴落で初めて公定歩合を下げる。それもメッチャクッチャちょっとだけである。ド〜ンと1%下げでもすりゃ、それを好感して株も値を戻す、てなもんだが、0.25%下げたぐらいなら「好材料折り込み済み」となってしまって、また値を下げてしまうのである。国民を喜ばすつもりでやっていることが、逆に国民をガッカリさせてしまうハメとなってしまう。そんな遅くてせこい金利引き下げが何度、繰り返されたことか。とうとう公定歩合自身が1%となった今、もう下げようがないのである。ワ〜、最悪!!

 「されど、汝、最悪々々と嘆くなかれ」。1929年に端を発する世界大恐慌の時期、アメリカで2人のスーパースターが出現したという。ミッキー・マウス(28年生まれ)とマリリン・モンロー(26年生まれ)である。この2人、いや1人と1匹は間違いなく、20世紀を代表する不変的なスーパースターである。不況の時こそ、ピンチの時こそ、歴史的なヒーローは生まれてくるのである。それはひょっとすると貴方が生むかもしれないし、貴方自身がそうかもしれない。とにかく今、「恐慌」ともいえるこの日本に、それを救ってくれる「ヒーロー」が必要なことだけは確かである。



2001.11.10掲載分
質上がり、値下がり「マンション今が買い!?」

 最近マンションが面白い。まさに日進月歩なのである。エントランスオートロックなんてのは、ほぼ常識となりつつある。それよりも、いよいよ指紋を照合するキーがでてきた。一世帯に3人まで指紋を登録することができ、エントランスで指紋を照合すると同時に、エレベーターが1Fに向かうという仕組みだ。つまり、エレベーター待ちの時間が極端に少なくなるということだ。これは素晴らしい。まさに21世紀。カッコイ〜イ!!と思ったのも束の間、なんと指紋を照合した後、鍵を使わないとドアが開かないのである。なんじゃそら!!それやったら指紋照合せんでも最初から普通に鍵を使こて開けるわ〜い。!よけ、めんど臭いわワ!!

 しかし、本当に便利なものも多い。キッチンの排水口にミキサーの様なものがついていて、生ゴミをそこで、処理できてしまうティスポーザーとか、メーターボックスの水道の元に浄水器が付いていて、キッチンや洗面所はおろか、風呂の水にトイレの水といった、部屋中の水という水を浄水してしまうものとか、ワンタッチで風呂の残り湯を洗濯機にまわせるものだとか、風呂にテレビが付いているだとか、窓ガラスがUVカットになっているだとか、床暖房に浴室乾燥機……。数えるとキリがないほど、スゴイ。僕はTV番組のコーナーで不動産を週に2、3件は見て廻っているのだが、よくもまあこんなに次から次へと新しい企画がでてくるものだなあと感心する。

 そして今、マンションは「買い」と断言する。イヤ、断言したい。イヤしようかな〜!?新聞なので、あまり強気なことは情けないので弱気になってしまった。悔し〜い!!「買い」の理由は2つ。1つは、デフレで値段は下がっているが、質は確実に上がっている。もう1つは低金利にある。今、銀行の変動金利は2.375%と超?低金利だ。ちなみに1990年には6%を超える金利だったのだから、今の低さがうかがえる。仮に、1000万円を35年の元利均等払いで2.375%借りたとすると、月々の返済は3万5080円ですむ。やっす?。!2000万円なら7万円程度だ。では、貴方が2000万円でマンションを買ったとしよう。月々7万円の返済だ。だが、ここにはあなたが住むのではなく、人に貸したとしよう。10万円は家賃が取れるのである。いきなり月々3万円の儲けがでて、なおかつ自分の負債を他人が払ってくれるのである。貴方には財産だけが残る……。

 投資家の考えるシナリオであるが決して鵜呑みにはしないで下さいよ。金利なんて変動するものだし、不動産王と借金王とは紙一重ですから。イケナイ、イケナイ。ついつい話が投資家の方にいってしまう。それで失敗しているのに。自分の頭をゴッツ〜ン! とにかく今、マンションは借りるよりも買う方が得、というのは確かなようだ。 



2001.11.3掲載分
シロヘビ様を首に巻いて金運アップ

 白蛇は昔から「神の使い」とされてきた。「家の守り神」だとか、「金運の神様」とも呼ばれているようだ。山口県岩国市のシロヘビは特に有名で、天然記念物にもなっている。先日、僕は嫁とテレビのロケで、この岩国市にある、その名もズバリ白蛇神社で飼育している、このシロヘビを首に特別に巻かせてもらった。

 滅茶苦茶金運が良くなるらしく「これで借金返済ができますように」という番組の意図だったようだ。恐る恐るシロヘビの胴体を握ると意外と太い。うなぎのようにヌルヌルのイメージだったが、全く正反対。ザラザラで、骨のきしみと筋肉のたくましさがヒシヒシと伝わってくる。シロヘビにしては大きい方で、2メートルほどの大きさであったが、ヘビ1匹に大の大人が振り回されてしまうほどの力強さであった。シロヘビに右に左に体を揺すられる。「おっとっとっと」。嫁は隣で絶叫している。「キャー、怖い〜!!」。シロヘビは下に落ちまいと、尻尾を僕の腕に巻きつけてくる。右手で胴体、左手でヘビの首を持つ。思わずシロヘビの目と目が合う。目が赤い。「キャー。怖い〜!!」。今度は僕が叫んだ。口元から赤い舌がニョロニョロ、ニョロニョロと目の前に出てきていた。「助けて〜!!」。半狂乱状態だった。全くヘビーな話。顔面蒼白で目も充血。僕もシロヘビみたいになっていた。兎にも角にも、金運の神様、天然記念物のシロヘビ様を特別に巻きつけさせていただいた。しかも夫婦で。これはラッキー!!金運上昇、間違いなーし。

 数日後、今度はラジオの仕事で京都競馬場へ行った。G?の「菊花賞」のゲストで僕達夫婦を呼んでくれたのだ。本命は、ジャングルポケット。僕はこの馬を単勝(一番になれば大当たり)の一点買いでドドーンと勝負に出た。なんせシロヘビ様の件があったので妙に自信はあった。ただ、一抹の不安があるとするならば、同じこの馬を吉本の大先輩、坂田利夫さんも買っていたことだ。坂田師匠といえば、必ず外すことで有名だ。過去、絶対勝つはずの馬が、第4コーナーで骨折してアウトのなったことや、今、まさに勝とうとしていた馬から騎手が振り落とされたりと、摩訶不思議なほど外してしまうのだ。僕も何度か同じ馬券を買って、その外す力を目のあたりにしているので、少しはビビった。今回はシロヘビ様VS坂田師匠だ。結果は、大本命、ジャングルポケットに大波乱、まさかまさかの4着。これぞ賭けの穴にはまった、ギャンブルポケット…なんて言ってる場合じゃない。坂田師匠の勝ち?。クヤシ〜!!

 ま、改めて考えてみると、シロヘビ様をギャンブルで利用しようなんておこがましい話ですね。やっぱり、額に汗して働くのが一番。そう思ったのでありました。